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産後の腰痛の研究第二期が終了し、10月に発表します

産後腰痛に対する骨盤ベルトと鍼治療の研究が終了しました

出産後の腰痛は、多くのお母さんを悩ませる問題であり、育児や日常生活に大きな影響を与えます。これまで、骨盤ベルトの装着や体操などが一般的に行われてきましたが、「鍼治療を併用するとどうなるのか?」という点は、まだ十分に明らかになっていませんでした。

私たちはこの課題に取り組み、二段階に分けて研究を行いました。

研究は、第一期、第二期ともに、大阪府の谷口病院で、大阪府鍼灸マッサージ師会の女性部の鍼灸師さんが担当してくれました。研究計画は、せりえ鍼灸室、関西医療大学準研究員として辻内が担当し、関西医療大学 保健医療学部 はり灸・スポーツトレーナー学科の坂口俊二先生が研究代表者として実施されました。


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第一段階(第1期)

2020年に実施した最初の研究では、産後入院中に骨盤ベルト装着だけを行うグループと、骨盤ベルトに加えて鍼治療を受けるグループを比較しました。その結果、統計的に大きな差は見られなかったものの、鍼治療を行ったグループでは腰痛が軽減する傾向が示されました。

この研究は 「日本温泉気候物理医学会」より研究奨励賞 をいただき実施しました。


第二段階(第2期)

第一段階の課題を踏まえ、研究方法を改善した第2期の研究を2022年から2023年にかけて行い、昨年11月に終了しました。

この研究では、妊娠後期に腰痛があり、産後も痛みが続く方を対象に、骨盤ベルト単独と、骨盤ベルト+鍼治療の効果を比較しました。

その結果、

  • 鍼治療を併用したグループでは 出産5日後(退院時)と2週間後の健診で、痛みの軽減が有意にみられた ことが分かりました。

  • 入院中に行った2回の鍼治療の効果が、退院後もしばらく続いていたのです。


今後について

この研究成果は、2025年10月に指導教官であり研究主任の坂口俊二先生が、日本母性衛生学会学術集会で発表予定です。
産後のお母さんの腰痛ケアに、鍼治療をどう活かしていけるのか、今後の臨床や子育て支援に役立つ知見になると考えています。

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👉 まとめ

  • 第1期・第2期の研究を通して、骨盤ベルトと鍼治療の併用は産後腰痛の軽減に効果が期待できることが示されました。

  • 今後も、産後ケアに鍼灸が安全で有用な選択肢として広まることを目指しています。

  • ご協力いただきました産婦さんはじめ、谷口病院の先生方やスタッフの皆様、大阪府鍼灸マッサージ師会の皆様、せりえ鍼灸室の院長に感謝とお礼申し上げます。

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