秋の深まりを感じる季節になりました。先日、スーパーで冬瓜を見つけて手に取りました。
「冬瓜」は、名前に「冬」がつきますが、収穫の旬は夏から初秋。保存性が高く、冬までおいしく頂けることから「冬瓜」と呼ばれているそうです。
我が家は、この季節になると、冬瓜を使った料理が食卓に登場します。
特にお気に入りは、何といっても冬瓜と鶏ひき肉のあんかけ。
柔らかな冬瓜が、あんかけの旨味ととろみと絡むこの組み合わせは最高です。
さらに、ショウガをプラスすると、風味もよく体を温める効果も期待できますよ。
東洋医学の長い歴史の中で培われた、食べ物を体の働きとを結びつけて考える方法では・・・
「冬瓜」は次のような働きがあると述べられています。
・性質:涼性(体の余分な熱を鎮める)
・味:甘味(胃腸を補い、やさしく働く)
・帰経:肺・大腸・小腸(このあたりに作用しやすいとされる)
・働き:利水作用(体の余分な水分を外へ出す)
夏に受けた熱や湿気を体から外へ出し、むくみをとる作用があるとされます。
秋から冬にかけては、夏に消耗した体をゆっくり整えたい時期。
冬瓜は消化にもやさしく、温かいあんかけびすることで胃腸を冷やさず、美味しく養生できます。
*食と鍼灸で季節を楽しむ
旬の食材を取り入れることは、自然のリズムに沿った養生です。
冬瓜のやさしい味わいは、秋から冬にかけて疲れやすい胃腸をいたわり、鍼灸のケアと共に季節を健やかに過ごす手助けになります。
鍼灸師×助産師 中村久美子 (火曜日担当)
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